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コラム
円形部品をMCナイロンに変更することで粉の発生を解決!
今回紹介する事例は糸巻きに使用する円形部品の材質をMCナイロンに変更することで糸を巻く際に粉が発生する問題を解決した事例です。
ここがポイント!
<strong class="u-txt-bold"><font color="#ff0000">①紙ベークライトは円形部品に加工する際に表面を削ったため粉が発生
②MCナイロンは機械的強度が高く、金属品の代替品として使用されている
③MCナイロンは4つのグレードがあり、使用用途によって使い分ける必要がある</font></strong>
Before:ベークライト製の円形部品から糸を巻く際に粉が発生する
紙ベークライトで製作していた糸巻きに使用する円形部品の面粗度が悪いため、糸を巻く際に粉がまとわりついてしまうとのご相談を頂きました。
材料を素材のまま使用するとそこまで粉は発生しませんが、形状上、表面を削らなければいけない為によりその不具合が出たと考えられます
After:MCナイロンに材質変更することで粉の発生を解決!
使用環境や条件をお客様にお伺いしてみると、耐熱温度が100℃程度必要であり、摺動性はもちろん軽量化も考えていらっしゃるとのことでした。そこでYUMOPARTSでは<b><font color="#ff0000"><span style="background-color:#FFFF65">『紙ベークライトからMCナイロンへの材質変更』</span></font></b> を提案させて頂きました。
見た目はベークライトと違って青色をしておりますが、色の指定は特になく、条件を満たしておりましたのでこちらを選びました。
MCナイロンの耐熱温度は120℃あり、比重に関しましても紙ベークライトが1.4のところMCナイロンの比重は1.16なので軽量化にも繋がりました。
MCナイロンは機械的強度も強いので金属品の代替としてギアやローラーとして使用されることがあります。MCナイロンは基本グレードの他に摺動グレード、耐熱グレード、耐候グレードなどもございますので使用用途によって材料の選定が必要となります。
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YUMOPARTSを運営する湯本電機ではプラスチック加工、金属加工、3Dプリンター出力など30種類を超える加工法を駆使してお客様のご要望にお応えします。さらに最適な素材・加工方法を提案し、コスト削減・納期短縮、そして最高の品質を実現しています。
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